【剣盾シングルS6】飛翔カバギャラナット【最終94位/レート2117】

【はじめに】

こんにちは、Ryoと申します。

S6で使用し、最終94位を達成した構築を紹介します。

この構築はこちらのUruさんの構築を参考にさせていただきました。

【S5 使用構築】旋風ギャラナット【最終29位＆54位】 - 少年は夢を抱いた

今回の記事と併せて、UruさんのS3,S5の記事、よろしければ私の前期の記事を読んでいただけると、より構築への理解が深まると思います。

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【構築経緯】

前期と同様にギャラドス・ナットレイ・ヒートロトム・バンギラスの並びを対応範囲の広さから、軸として採用しました。

残り2枠は様々なポケモンを試しましたが、最終的に軸の4体の弱点を補完することができるHBゴツメカバルドン、高速アタッカーで相手の選出に圧力を掛けられるスカーフヒヒダルマを採用し、前期と同じ並びになりました。

【コンセプト】

サイクルを回し、ダメージレースに勝つ。
相手に先にDMを切らせて、DMターンを枯らす。
鉢巻バンギで相手のサイクルを崩す。

【個体紹介】

カバルドン

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特性: すなおこし持ち物: ゴツゴツメット

性格: わんぱく

調整: 215(252)-132-187(252)-×-92-68(4)

技構成: じしん / あくび / なまける / ステルスロック

基本選出で厳しいパッチラゴン、アイアントに強い物理受けとして採用しました。このポケモンと軸の4体で環境にいるほぼ全てのパーティに対応することができます。

怠けるは相手に想定されにくく、刺さる試合が多かったです。相手はカバに展開されないように選出するので、初手読みがしやすい点も良い点でした。

自分の想像以上に強いポケモンで、前期より選出機会が増えました。

ギャラドス

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特性: いかく持ち物: オボンのみ

性格: わんぱく

調整: 195(196)-145-144(252)-×-120-109(60)

技構成: たきのぼり / とびはねる / りゅうのまい / ちょうはつ

S+1で最速ミミッキュ抜き

環境に挑発ギャラが増えたため、読まれることが増えましたが、それでも強力でした。

高い耐久力を持つため、無理やり竜舞を積む動きが強いです。ナットレイでドリュウズを対処しようとすると、つのドリルの思考回数を稼がれてしまうので、このポケモンで対処することを心掛けました。

ナットレイ

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特性: てつのトゲ持ち物: たべのこし

性格: のんき

調整: 181(252)-114-201(252)-×-137(4)-22

技構成: ジャイロボール / パワーウィップ / やどりぎのタネ / まもる

このポケモンのパワーウィップが非常に便利で、流行の挑発ギャラやうずしおアシレーヌ、環境に一定数存在するペリカメに強いことが良い点でした。

守るはDMターンを枯らしたり、相手の型を見極めたりするのに使っていました。

とても信頼できる構築の要です。

ヒートロトム

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特性: ふゆう持ち物: とつげきチョッキ

性格: ひかえめ

調整: 157(252)-×-127-172(252)-127-107(4)

技構成: ボルトチェンジ / あくのはどう / 10まんボルト / オーバーヒート

流行のピクシーアマガのような並びに強めです。初手の起点作りミミッキュに対しても投げていました。

何度も受け出せるポケモンではないので役割対象を絞り、雑に扱わないことが大切です。

バンギラス

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特性: すなおこし持ち物: こだわりハチマキ

性格: いじっぱり

調整: 207(252)-204(252)-130-×-120-82(4)

技構成: かみくだく / ストーンエッジ / じしん / ばかぢから

有利対面が作れると、非常に強力なポケモンです。常に相手の裏のポケモンを考えて、最も通りが良い技を選択することを意識していました。

地震を採用することで、ドヒドイデ入りの受けサイクルに対し強く出ることができます。物理ドラパに対しては受け出しが厳しいことが多いため、ナットレイなどと合わせて型を見極めることが大切です。

試合を決定づけることが多く、使っていてとても楽しいポケモンです。

ヒヒダルマ(ガラルのすがた)

特性: ごりむちゅう持ち物: こだわりスカーフ

性格: ようき

調整: 181(4)-170(76)-76(4)-×-97(172)-161(252)

技構成: とんぼがえり / つららおとし / ばかぢから / フレアドライブ

選出の機会は少なかったですが、相手の選出にかける圧力が強く、パーティにいることに価値がありました。

【立ち回り】

この構築を使っていて意識することとして、まず挙げられるのは相手のダイマックスをどう対処するかです。

例えばナットレイというポケモンは役割対象であるギャラドスやラプラスといったポケモンからDM技で大きなダメージを与えられてしまいますが、守るや交換を用いてDMターンを枯らせれば、かなり相手をするのが楽になります。このように自分はDMせずに相手のDMを対処できた試合の勝率は高いです。そのため、選出段階で相手のDMしそうなポケモンに対しての対策を用意することが大切だと思います。

もう一つは相手のポケモンの型を見極めることです。

例えばドラパルトというポケモンは炎技のない物理型であれば、ナットレイで対応できますが、炎技があると一撃で倒されてしまいます。眼鏡などの特殊型であれば、バンギラスで対応できますが、鉢巻だった場合はとても大きなダメージを受けてしまいます。

そのため、型が多いポケモンに対しては安易に突っ込まずに、交代して一度相手の動きを見ることが安定した勝率に繋がると思います。